昨晩アルバニアを出国し、Kosovoコソボの
Prizrenプリズレンという街に着いた。
コソボは皆さんご存知の通り、非常に微妙な場所だ。
もともとコソボはユーゴスラビアの一部(後にセルビアの一部)だった。
でも今は、別のひとつの国(独立国)とも言えるし、
国ではないと言えば確かに国ではないというかなり難しい場所だ。
え?言ってることがよくわからない??
OK、ちょっと説明を加えるね。
ようするに…
コソボは現在『コソボ共和国』と名乗って
セルビアから独立を宣言している。
しかし、それをセルビアは認めていないのだ。
ちなみに、コソボの独立に手をかした国々(アメリカとかイギリス等)や、
それらの仲間の国々(日本等)は、当然ながら独立を承認している。
コソボの独立を支援する国々は、コソボが一つの国になると
色々メリットがあるからどんなことをしてでも独立をさせたいところだ。
その反面、独立を認めていない国々(中国、ロシア、スペイン等)もある。
その理由は…
例えば、以前からバルセロナがある
カタルーニャ地方(の一部の人々)はスペインからの独立を望んでいるが、
もしスペインがセルビアの一部分であるコソボの独立を認めたら
カタルーニャ地方の独立に対しても
首を縦に振ってるのと同じことになってしまうからだ。
色々とそれぞれの国の思惑があるんだよね。
このようにコソボとセルビアは、その周辺の国々
及び両国の問題に首を突っ込んできた他の国々の利権等が
複雑に絡み合い、非常にやっかいなことになっているのだ。
だからこそオレたちは、
コソボって場所がどんな風なのか、
そこで暮らす人々がどういう風に暮らしているのかを
直接自分達の目で見てみたかった。
さぁコソボの街を散策だ!
昨日の夜、コソボのプリズレンに到着したときは雨だったけど
朝になったら晴れててよかった。

昨日の雨のせいでめっちゃ濁ってる川を横目に見ながら、
オレたちは街を歩いてみた。
橋の先にある丘の上には城が見える。
後であの丘に登ってみよう。
城にも入ってみたいな〜
さてさて。
ここプリズレンという街は、実はなが〜い歴史があり、
古代ローマの時代から、存在していたらしい。
また、12世紀に建てられたという
セルビア正教会にとって重要な聖堂がここにあったりもする。
(でも実は、オレたちもここに来るまでほとんど知らなかった…)
そしてこれが、その重要なセルビア正教会の聖堂。

正式な名前はリェヴィシャの生神女教会と言うそうな。
でもなんだか、物々しい雰囲気。

教会の前には警備員(というか軍隊?)うろついてるし、
中に入っちゃいけません的な黄色いテープが
教会を囲う柵のところにぐるっと張られている。

警備員の人に聞くところによると、
基本的には中に入ることが出来ないみたいだ。
コソボで民族紛争があった時、
アルバニア系の住民によってこの教会が壊されたり
金目の物が盗まれたりしたんだそうで、
だから今は警備が常にいる状態らしい。
今のこの教会の状態からはあまり想像できないけど、
ここは世界遺産に登録されるくらいの大事な建物。
そりゃ警備も厳重だよね。
紛争は一応終わってはいるけれど、
今も火種はくすぶってるんだろうな。
昔はアルバニア系の住民もセルビア系の住民も仲良くしてたのに、
一度こじれた関係はそう簡単には修復できないのだろう。
教会が壊れていること以上に、人間関係が壊れたまんまなのが切ない。
なんとも言えないガッカリ感。
それに加えて、たとえ壊れてたとしても
教会の中を見れないのは残念。
せっかく来たのにな〜
でもまぁ、そういうことなら仕方ない…
なんてことを考えてたら、
警備員さんがいいことを教えてくれた。
街の中にある別の教会にいる神父がここの鍵を持ってるから、
鍵を開けてもらえないか頼んでごらん。
マジかよ!?
ありがとう警備員さん!あとでその神父さんにきいてみるぜ!
ということで、後編に続きまーす!\(^o^)/
アルバニア語でありがとうは「ファレミンデリト」
今日も読んでくれてありがとう♪ ファレミンデリト\(^o^)/

